働くおかあさん

自営ママさんのワークライフバランス

フルタイムでもパートでも、どこかに所属して毎日(あるいは週なん日とか)勤務先へ出かけるわけではない、自営の場合は、生活スペースと仕事スペースが絶妙に入り乱れていて(自慢できません。つまりカオス状態だから)うっかりすると、仕事が生活に入り込んでしまって消耗したり、逆に生活が仕事にダダモレ状態でけじめがなくなったり、します。

地域で生活をし、地域で仕事をしているからどうしてもね。

私の場合はリビングで仕事をすることは、PCで印刷物を作るくらいにしています。

電話もなるべく、教室の子機で受ける。伝票切ったり、税務計算(ったって、ドしろーとに近いからたいしたことはやってません。子どものお小遣い帳にケが生えたレベル)も教室で。

じゃないとしゃきっとしない。

職住接近は、特に小さい子がいる方にとっては大きなメリットなんだけど、でも、分ける部分は分けたほうがよいと思います。明日の仕事をきっちりするための今日の休息も、ストレス解消も必要。好きなことを仕事にして続けているからこそ、そういうことも大事にして、細く長くつづけることを今は考えています。まぁ休み中も、旅行に行くと、「これカワイイ!!○ちゃん(生徒)がキューピー好きだったな」とか、入ったお店のBGMが生徒がやっている曲で、「△ちゃん(生徒)ちゃんと練習してくるかしら」なんて、まるっきり仕事が抜けるというわけにはいかないことも、多々、ありますが(笑)

長女はボランティアの慰問演奏をやっていたとき、そちらに必死になってしまった私を見て情緒不安定になってしまったことがあるため、バランスをとりながらやろうと思っています。ボランティアは報酬がないため、まったくの仕事とは別なのですが、ここから仕事につながる可能性が私の場合は結構大きい、という面もありますので、難しいところ。そういう点では、「夕食タイム」を設けて、生徒さんを入れない、という配慮もしています。

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後輩のためにできること・その2

24日の続きです。

その1で書いたように、私のいる業界(いつもこういう表現をしながら、なんだかびみょ~なものを感じているのですが、やっぱり業界なんでしょうね)は、横のつながりを作るのがとても難しいのです。立場的に、「メーカーや楽器店などの雇われ講師」「自宅開業講師」「学校関係の実技講師」という、待遇も勤務条件も違う人々、そして、業界全体で統一されている講師資格がいまだもって出来ていない。これはなぜなのかという疑問を実は、仕事を始めた頃からずっと持ち続けているのですが、まだわかっていません。(なので、業界の人ではない一般の生徒さんや保護者の方にはまた別の意味で分かりにくい仕事なんだろうなと思います)
実際に遭遇した話ではないので、3割引くらいで聞いておいてほしいんですが、高齢(60代以降だそうです)の先生がなかなか生徒を手放さない。いや、まともに教えられればいいんですが、どうもちょっと危ないんじゃないかという状態(いろいろな意味で、です。健康とか、精神状態とか)になってもまだ、手放さない。ピアノ弾きは一般的に高齢でもボケない方も多いようですが、引き際が美しくないのも芸術家としてどうなのかという疑問もあります。「生涯現役」というのは、美しく響きますが、自分のキャパシティを超えている仕事を引き受けて空回りしているのは美しくないと思う。

私もいつまでも若い気持ちでいるし、それ自体は(イタくなければ)いいことかもしれませんが、老いは確実に襲ってくるわけだし、自分が培ってきたものを後輩に伝えたいという気持ちも出てきています。それと、面白いことに、指導法だけではなく、それ以前の問題って、例えばお月謝の値段設定だとか、年間何回レッスンに決めるかとか、イベントの運営とかって、先輩講師が教えられることも多いんですよね。だけど、そのあたりを後輩に伝えることが出来なくて、若手が似たようなことで悩んでいる。これってもったいないなぁ、と、思うことがありました。というのは、次女なっぴーの妊娠中に、ある教室に教えに行っていたのですが、ここを休むにあたって、全くレッスンをしないでいるわけにはいかないので、代講の先生を頼んだことがありました。たまたま彼女は、大学の同門の後輩だったのですが、彼女の指導に関する悩み相談(実は、彼女が代講に入ってすぐ、生徒が部活のためにレッスンをやめた)を受けながら、「ああ、私もいよいよ、若手を育てる立場にシフトしていくことも考える時期なのかなぁ」と思うようになったのでした。

今の状態だと、結婚して、出産しても満足に仕事できないばかりか、収入が激減してしまう場合もあり、結婚していても現状を崩したくない人は子どもを持たない人も多いです。それはわからないでもないのですが、子持ち講師が「子どもがいると大変よ~」なんて話ばかりを、同業者の集まりでしないほうがいいのかも。大変なのは事実ですが、大変なだけじゃない。その大変さを乗り越えると、大きく成長している自分がいる、ということを考えるだけでも、子どもを産む意義はあるのではないか、と、思います。それにしても、産休代講の先生を探すことの大変なことといったら。これからはこういう代講でフォローしてあげるのがいいのかなぁとか、いろいろ考えてしまいました。年齢的に次の出産は考えていないので・・・。

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後輩のためにできること・その1

時々読ませていただいている、ちゃいさんの「働くペンギン」の記事(詳しくは、TBをどうぞ)を読んで、いろいろと考えてみました。

私は予備校勤務の経験があるという、私の世代のピアノ教師としてはいっぷう変わった経歴を持っています。あ、予備校で教えていたわけではなく、事務系の仕事をしていたというのが変り種の理由ですが。音楽教室講師、塾講師の経験もありますが、これはいずれも契約を1年ごとに更新するという形でした。こういう勤務形態の場合、産休・育休を取るということ自体が難しいため、企業勤務の人を見ていると、例え制度が形骸化していたとしても、あるだけましじゃん、と、思っていました。

音楽教室勤務の時、同期の仲がよかった人が出産でやめることになり、後任が私にまわってきました。(本人の希望)彼女は復帰はしないといっていました。いや、できないかな?当時独身だった私は、「そんなもんかな」と思っていました。実感がないというかよくわからなかった。結婚のあてもなかったので、その先のことは全く未知の世界だったっていうのが実感かもしれません。

私自身が最初に出産したのは、塾講師時代ですが、(といっても、それぞれはそれぞれに時期がかぶっていて、この仕事は卒業後から一番長くやっていました)塾長の奥様が前の年に出産されていたこともあり、非常にやりやすかったです。代講の先生はお子さんが大きい方だったし。このときは、年度途中に戻ってくるほうがややこしいので、年度替りに契約更新することにして、休ませていただきました。このときは、イベントがあったので顔を出したり、復帰前にも教室に顔を出したりして、代講の先生とも連絡を取り合っていました。

さらにややこしいことに、在学中からずっとピアノも教えていて、こちらは出産で休むことが即、生徒数の減少につながってしまうという結構シビアな結果になってしまいました。というよりも、タイミングがいろいろと悪く、私が産休になる頃に、生徒の進学準備が重なってしまった(しかも1人ではない)ということが実際なのですが、フリーで仕事をする厳しさというのはこういうところに出てきます。ということで、私が感じたのは、「企業勤務とフリーとの壁」みたいなものでした。

思うに、最初の音楽教室で、出産後も勤め続けようと思ったらかなり大変だと思います。イベント準備には講師が借り出され、その分の手当てはほとんどありませんし、午後からの仕事で帰宅も遅い場合が多いというのは、心身ともに疲れてしまうのではないかと思います。そういう状態で居座っているのは、若い講師から見てどうなんだろう?と、いう気もします。ひょっとして「ああはなりたくない」と思われてしまうのか?子育て経験が役立つ仕事なんですけどね。(少なくとも、トンデモ親のあしらいはうまくなるのは事実)でも、小さい子を持っているといったん仕事をやめてしまったりするケースが多いと、若い講師に自分が培ってきた指導のノウハウだったり、生徒への対処法などを伝えられない、それってもったいないよなぁ、と、最近思うようになってきたんです。

長くなりそうなので、分けます。

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子どもを預けて働くのは悪いこと?

おなじみwindyさんのブログの記事からです。わたしもよく読んでいる、all aboutの記事から。

うちの場合、フルタイムではないため、毎日涙の別れをした、っていう経験はないんですが、毎日出かけない場合それはそれでまた、違った苦労?があります。だって、「ママが今日はおうちにいる」「でもなんで今日はいないの?」という、日による変化というのは、子どもにとって結構ストレスかもしれないからです。更にわたしの場合、仕事は家や実家でやってましたので、「ママはおうちにいるのに、遊んでくれない」っていうのがストレスだったかもしれません。姿は見えども、っていうアレです。

長女がもう少し大きくなってからの話、多分4歳とか5歳くらいの頃ですが、資格を取るための講習会で上京していて、長女の誕生日を祝ってやれなかったことがありました。泊まりのある講習会だったこともあり、本人には言い含めて出かけたのですが。卒園式もそういえば、この講習会のあと、新幹線に飛び乗って帰ったので、頭ぐちゃぐちゃのままだった・・・。長女は「お仕事はOK,遊びなら連れて行け」ということを今も言います。

実際わたしの稼ぎは微々たるものなので、家にいたらと言われたこともありました。(親はありがたいことに、そういうことは言わなかった)が、生徒がいない、仕事していない状態の時に自分がストレスで子どもに当たってしまったこともあったし、子どもはどんなにお母さんが好きでも、べったりくっついている期間は限られている。限られている時間にべったりするっていうやり方もあるでしょうが、わたしにはそれは性格的につらいし、べったりしている間に、何も考えなくなってしまい、いざ子どもが離れていったら抜け殻になってしまうのもどうかという気がしました。ということで、今のスタイルを続けているわけです。

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小1の壁・おそなえ家の場合

以前、「AERA」(たまにしか買わないので立ち読み)で「小1の壁」という特集記事があったのですが、働く母にとっての大きな壁の1つはやはり小学校かもしれないとわたしも思います。

うちの場合は、「それでも、仕事が好き」で書いたように、ほとんど開店休業に近い状態で、それもあって長女は幼稚園に入っていても十分、仕事はできました。役員もやったけど、この頃のわたしはやや鬱っぽいところがあったみたいで、今のように「元気、ハツラツぅ~?」な状態ではありませんでした。(その理由はあるんだけど、今回の話題とは関係ないからまた別の機会に)

実は、今の教室での稼動を始めることになったのは、長女が小1の頃からなのです。その数年前から、わたしは研究テーマとして「ピアノ教師の子育てと仕事のバランス」について調べたり、自分なりの考えをまとめたり、ということをはじめていました。そこで、保育所の入所基準とか措置点数とか、そういうことを知ったのですが、子どもが小学校にあがってみて分かったのは、1年生の1学期の最初は、下校が早いということ。給食もありませんし、時間割らしいものもないので、午前中で帰ってくる。これは、今まで保育園の延長保育で乗り切ってきた親御さんにとっては、悩みの種ではないかと。幸い、わたしが稼動を始めたのは、前任者の都合もあり、2学期からでしたが、うちのあたりには学童保育はあるものの、実は学童の終了時間は午後5時なのです。家から1時間はかかる場所(注:直線距離ではそうでもないが、交通の便がいまいちなのです)で、終了時間が8時というわたしには全く使えない!!たとえ使えても、3年生までなのです。4年生になってすぐにお留守番が出来るか?というと、出来ないでしょう。しかも、昨今の物騒なご時世、子どもだけ置いて・・・なんて、心配で出来ないというのと、近所から白い目で見られることを覚悟の上で顰蹙を買うようなことは出来ません。

で、これは反則技ですが、近所の祖父母にお願いするしかなかった。今は終了時間がなんと9時半(社会人の生徒がいるので、やむを得ず)なので、子どもたちには大変カワイそうな思いをさせてしまっています。ファミリーサポートは、市レベルより下の地域では運営されているところがないので使えません。シッターさんを頼むと、何のために仕事をしているのか分からない状態になってしまいます。もっとも、自宅でレッスンをしてれば、とりあえず移動の時間は無駄がなくなるし、意図的に空き時間を作ってしまうことも出来ますが・・・在宅勤務の場合はそれはそれでいろいろ、悩みも問題もあるのです。

あと、大きな問題っていうのは、PTA行事が平日昼間ってことでしょうか。実はうちの業界、セミナーや研修はほとんどが、平日午前中だったりしますので、そんなにいつも暇、っていうわけではないのです。うちの場合押さえている行事は

・運動会や発表会など大きな行事(これはお父さんも休めそうだったら休む)

・懇談会(特に個人)

・キャンプや修学旅行などの説明会(疑問点があった時聞けるので)

あとの細かい行事は・・・臨機応変ですね。何しろ今はチビッコがいて、連れて行っても差し支えないものでないと逆に迷惑になるということもありますので。でもP行事が多くてなんとなく強制参加っぽいとか、役員になってしまい、しかも激務だったら大変だろうなぁ。うちの場合、参観日は決まった日と、学校開放日があるので、もし参観日にいけなくても学校開放日に半休を取ってちょっと覗く、ってことが出来るみたいなので、結構お母さんたちだけじゃなくて、お父さんも覗きにいらっしゃるみたいですよ。

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それでも、仕事が好き

わたしの仕事はいわゆる正社員ではないため、収入は安定しておりません。ピアノの先生というイメージとは裏腹に、自転車操業だったりします。でも今はやめるつもりなし。多分仕事できる限りは続けていくのではと思います。

今は?

ということは、やめたいと思ったことがあったというわけですね。ハイ、ありました。やめてもいいやと思ったのは、長女が産まれてしばらくしてからのことです。わたしは子どもを熱望していたわけではない、夫の子だから産みたかった、っていうだけだったのと、ちびっこがニガテだったこと、某音楽教室講師時代に、保育園児のレッスンをやっており、そこのコたちが「せんせー、せんせー」と甘えてくるのを、半ばうっとおしく感じていて、「このコたちは親に愛情を欠けられていないに違いない」と勝手に思い込み(今考えると、なんと傲慢なことか。親御さんの事情も知らなかったのにね)自分はもし子どもが産まれたら(積極的に産みたかったわけでもないくせに)仕事はやめると勝手に思っていたのでした。

ところがですね。

やめてたわけではないんですが、半ば開店休業のような状態になってみて初めて、自分がこの仕事を好きなんだということに気づいてしまったという・・・。だって、生徒もいないのに教材研究してたり、指導法の講座に行きたいと願っている自分がいるってことに、一番驚いたのは自分ですから。それにしても、ちびっこをおんぶしてレッスンするわたしにイヤな顔もせず通ってくれたMちゃんとか、なかなか発表会も出来なかったのに頑張ってレッスンを続けてくれた出張先のNちゃん、本当にありがとうと言いたいです。彼女たちが続けてくれていたこともあって、責任もあるから、仕事を放り出さずにすんだのかもしれません。まぁ、フルタイムではなかったからというのもあるのでしょうが・・・。もし、コンクール上位を狙える生徒を10人も抱えているとか、発表会だのコンクールのために楽譜かきをしなければならないYのシステムの先生とかだったら、ぶっ倒れていたと思う・・・(なので、ことっぴのグルレ時代の先生はお子さんがいらっしゃらないのかもしれん)

仕事と育児の両立、というのが出来ているのかどうかはわかりません。というよりも。仕事だけに全力投球できる立場の人じゃないし、わたし。主婦だし、子育て中だし、でもその経験が指導に生かされている部分もあるし、もうちょっと生徒さんがほしい(お金のみでなく、結構セミナーとかに投資してるので、その知識を活かしたいというのもあるんです)のは本音ですが、とにかく今は、今の生徒を大事に、伸ばしてあげるのが一番なのかもしれません。

とはいっても、ことっぴには寂しい思いをさせたこともあるってのもわかっているんですよね。ただし、今高学年のことっぴは「お母さん仕事好きだからきっとやめないだろうな~」と思っているみたいです。あ、仕事やめてっていわれたこと、ありますよ。あるけど、「それは出来ない。おそなえ先生を待っててくれるコがいるし、あなたの給食費が払えません」と答えた記憶がある・・・。(だって本当に払えないんですよ、給食費・・・)子どもたちが大人になって、働くおかあさんを選ぶのか、おかあさんにならないで働くのか、働かないおかあさんを選ぶのか、は、わかりません・・・

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